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千葉大学の『おもてなしハウス』へ畳で参加。
千葉大学が、2012年9月14日よりスペイン・マドリードで開催される『ソーラー・デカスロン・ヨーロッパ2012』に
日本の大学チームとして初参加します。『ソーラー・デカスロン』とは、ソーラーハウスの10種競技。省エネ性の他、
デザイン、サステナビリティ、市場性、コミュニケーションなど10項目を国際審査団により審査、グランプリを決めます。
今回、千葉大学が出展する『おもてなしハウス』は日本が古くから培ってきた「おもてなし」の心を、21世紀の都市と
暮らしに求められる新たなコンセプトとして解釈し直し、これからの都市環境やエネルギー、都市の中の農的な暮らし
などを考慮した次世代型住宅です。
その『おもてなしハウス』に弊社が畳製作で携わっています。畳が使われているのはなんと壁なのです。
室内の壁はすべて畳で、サニタリーエリアも耐水用に樹脂製の畳で仕上げました。規格外の大きさと、薄さの畳壁は
製作するのも初めての試みでしたが、学生さん達の手伝いもありまして無事、完成記者会見に間に合いました。
たくさんの企業が協賛して、産学一体となった今回のプロジェクト。9月のヨーロッパでの本大会での活躍を期待しています。